関西から奥出雲と出雲大社を日帰りで回ることは可能でした。
ただし、かなり長距離になります。
今回は中国道の東城ICから奥出雲へ入り、おろちループ、出雲坂根駅、櫻井家住宅、奥出雲葡萄園を巡って、最後に出雲大社へ向かいました。
実際に走ってみると、出発前に心配していた奥出雲の一般道より、中国道のほうが走りにくく感じる場面もありました。
この記事では、実際のルート、所要時間、道路の様子、出雲大社周辺の渋滞や駐車場までまとめます。
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関西から奥出雲・出雲大社への日帰りルート
| 立ち寄り先 | ポイント | 時間 |
| 🚗 東城IC | 高速を降りて一般道で奥出雲へ | 8時台 |
| 🐉 奥出雲おろちループ | 地上からは全体像が見えにくい | 9時ごろ |
| 🚉 出雲坂根駅・延命水 | 三段式スイッチバックが有名 | 9時台 |
| 🏯 櫻井家住宅・可部屋集成館 | VIVANTロケ地・庭園 | 9時過ぎ |
| 🍙 道の駅おろちの里 | 仁多米の塩むすび | 10時台 |
| 🍷 奥出雲葡萄園 | ランチ・試飲・ショップ | 11時前 |
| ⛩️ 出雲大社 | 渋滞・駐車場に注意 | 午後 |
| 🚗 出雲大社を出発 | 山陰道→米子道→中国道 | 15時ごろ |
| 🍦 蒜山SA | 食事・休憩 | 夕方 |
| 🏠 帰宅 | 日帰り終了 | 20時ごろ |
東城ICから奥出雲へ|一般道は走りやすい?
出発前に一番気になっていたのは、東城ICを降りてから奥出雲までの一般道でした。
山越えになるので、細くて険しい道が続くのではないかと思っていました。
ところが、実際に走ってみると印象はかなり違いました。
道のそばにはJR木次線が通り、ところどころに集落もあります。
深い山の中ではありますが、急な山道という感じではなく、私にはむしろ気持ちよく走れるドライブコースに感じられました。
一方で、今回私が走りにくいと感じたのは中国道のほうでした。
山間部を走る区間が長く、工事による車線規制もあり、交通量の少ない場所では少し心細さも感じました。
「一般道の山越えが大変そう」と思っていましたが、実際に走った印象はむしろ逆でした。
奥出雲を巡る|おろちループ・出雲坂根駅・櫻井家
奥出雲おろちループ|走ってみると「ループ感」は意外と少ない

奥出雲おろちループは、地図や上空写真では大きなループ状の道路がよく分かります。
ただし、現地では木々が茂っているため、地上から全体像を見渡すのは難しいです。
実際に車で走ってみても、私には「大きなループを走っている」というより、山道のカーブを連続して走っている感覚に近く感じました。
そのため、ループ全体の形を見ることを目的にするより、奥出雲へ入る途中のドライブコースの一部として楽しむほうが、期待とのズレは少ないと思います。
訪れたときは、近くの道の駅がまだ営業前で、周辺はかなり静かでした。
出雲坂根駅|延命水につられて予定外の寄り道

おろちループから奥出雲方面へ進む途中にあるのが、JR木次線の出雲坂根駅です。
駅の近くには「延命水」があり、短時間で立ち寄れるスポットです。
出雲坂根駅は、木次線の三段式スイッチバックで知られる駅でもあります。鉄道目的でなくても、山あいを走る木次線らしい雰囲気を感じられる場所でした。

今回は「延命水」の看板を見つけて立ち寄り、駅構内も少し見て回りました。
長時間滞在する場所ではありませんが、おろちループから櫻井家方面へ向かう途中の寄り道としては組み込みやすいです。
櫻井家住宅|山奥に突然現れる立派な屋敷

櫻井家住宅・可部屋集成館は、奥出雲の山あいにある歴史ある施設です。
入口では『VIVANT』の看板が目立ち、そのほかにも『砂の器』の撮影時の写真などが展示されていました。
ロケ地として知られていますが、実際に訪れて印象に残ったのは、むしろ建物と庭園でした。
館内には櫻井家の歴史や当時の暮らしを伝える資料や品々が並んでいます。私は展示をじっくり読むタイプではないので、今回はざっと見て回る程度でした。
それでも、残された品々や建物の規模から、かつてかなり栄えていた家だったことは伝わってきます。
庭には滝があり、池には鯉が泳いでいました。手入れも行き届いていて、山奥にあるとは思えないほど立派な庭園です。
ここで気になったのが、
「なぜ、こんな山深い場所にこれほど立派な家があったのだろう」
ということ。
今は車でアクセスできますが、昔の暮らしを想像すると不思議さが残ります。
訪問時は9時過ぎで、駐車場にはまだ少し空きがありました。入場料は1,000円でした。
途中には「鬼の舌震」の案内もありましたが、この日は時間がなく、そのまま通過しました。

道の駅おろちの里|仁多米の塩むすびが印象的

櫻井家住宅から奥出雲葡萄園へ向かう途中、さくらおろち湖のそばにある「道の駅おろちの里」に立ち寄りました。
ここで買ったのが、仁多米の塩むすび。

具のないシンプルなおにぎりですが、米そのもののおいしさがよく分かります。
「仁多米ってこんなにおいしいんだ」と感じた一品でした。
奥出雲エリアを車で回る途中の休憩地点として使いやすく、地元らしいものを少し味わいたいときにも向いています。
奥出雲葡萄園|カフェとショップで試飲を楽しむ

奥出雲葡萄園に着いたのは11時前。
まずは早めのランチにして、ピザと島根の地コーラを注文しました。

園内には葡萄畑がありますが、訪れた時期には葡萄の実は見当たらず、木々は白い資材で覆われていました。
私がイメージしていた「葡萄が実るワイナリー」の景色とは少し違いました。
そのあとワインショップへ。
こぢんまりとしたお店で、入口で靴を脱いで上がるスタイルです。
店内のワインを見ながら、レジにいたスタッフの方に試飲できるか聞いてみると、可能とのこと。

この日は、
- ソーヴィニヨン・ブラン
- メルロー
- シャルドネ
を試飲しました。
試飲は専用のテイスティングスペースではなく、レジ前で立ったままいただく形でした。
グラスを置く場所もなかったので、じっくり比較しながら飲むというより、気になるワインを少し試してみる感覚に近いです。

その中で気になったのが「小公子」という品種のワインでした。
こちらは試飲できませんでしたが、スタッフの方によると味わいは濃いめとのこと。
店頭に残っていたのは2本だけで、私の前にいた方が1本購入。
残り1本になったところで、私も買って帰ることにしました。
葡萄畑はスタッフに確認してから

ショップで「畑は見てもいいですか?」と聞いてみると、電気の通った線があるため、その手前までなら大丈夫とのことでした。
そこで、入ってよい範囲まで下りて、葡萄畑を少し見学しました。
自由にどこまでも歩けるわけではないので、畑を見たい場合は先にスタッフへ確認したほうが安心です。
実際に行って感じたこと
私の印象では、奥出雲葡萄園は醸造設備や製造工程を見学するタイプのワイナリーというより、カフェとショップを楽しむ場所に近かったです。
「ワイナリー見学」を目的にすると少しイメージと違うかもしれません。
一方で、食事をして、ショップでワインを選び、気になるものを試飲するという楽しみ方なら立ち寄りやすい場所でした。
奥出雲から出雲大社へ|渋滞と駐車場
出雲大社|最後の1kmで渋滞、駐車場探しに少し苦戦

奥出雲葡萄園を出て、最後は出雲大社へ向かいました。
出雲大社まであと1kmほどというところから、かなりの渋滞。
東側から近づき、前を走っていた複数の車が神門通りへ左折したので、私もその流れについて曲がってしまいました。
ところが、神門通り周辺は歩行者が多く、有料駐車場も満車のところが目立ちました。
車では少し走りにくく、「前の車について行けば大丈夫」と考えたのは失敗でした。
そのまま周囲をぐるっと回り、別の駐車場へ向かうことに。
駐車場入口では10台ほどの車が並んでいました。
今回は同行者がいたので、私は途中で先に車を降り、そのまま出雲大社へお参りに向かいました。
ひとりで運転している場合は、そのまま駐車場待ちになります。
車で行くなら、駐車場を先に決めておくほうが安心
今回感じたのは、出雲大社周辺では「着いてから駐車場を探す」より、あらかじめ停める駐車場と進入ルートを決めておいたほうが動きやすいということです。
特に休日や混雑する時間帯は、最後の1kmと駐車場待ちまで考えて、到着時間に余裕を見ておいたほうがよさそうです。
出雲大社周辺は道や駐車場がいくつかあるので、車で行く場合は事前に地図を見ておくと安心です。
私も現地では前の車について神門通りへ入ってしまい、駐車場探しで少し遠回りしました。
公式PDFはこちらです。 出雲大社門前まち歩きマップ(公式PDF)
出雲大社|広い参道とうさぎの石像

駐車場から歩いて出雲大社へ向かうと、広い参道が続いていました。
途中には開けた場所もあり、人が多くても意外とゆったりした印象です。

境内のあちこちにある、うさぎの石像もかわいらしくて目を引きました。時間に余裕があれば、境内のうさぎを探しながら歩くのも楽しそうです。
印象に残ったのが、大国主大神が大きな玉のようなものに向かって両手を広げている銅像です。これは「ムスビの御神像」と呼ばれるものだと、帰宅後に知りました。

さらに進んでいくと、拝殿が少しずつ見えてきました。
そこで目に入った注連縄を見て、
「テレビで見ていたより小さいかも」
と思ったのですが、あとで確認すると、私が見ていたのは拝殿の注連縄でした。
テレビなどでよく見る大注連縄は、別の場所にある神楽殿のもの。
今回はそこまで回れていなかったようで、少し残念でした。
拝殿でお参りしたあとは、その裏側をぐるっと回って境内を歩き、この日の観光を終えました。
出雲大社へのお参りは、前もって少し調べておくほうがよさそうです。
参拝作法は、一般的な神社とは違う「二礼四拍手一礼」
お参りしているときに、まわりの人の拍手の回数が多いような違和感があったのですが、あとで調べて納得しました。
また、拝殿の裏手に行列ができていた社も気になりました。
後から調べてみると、「素鵞社(そがのやしろ)」という場所で、稲佐の浜から持ってきた砂を納め代わりに砂をいただいて帰る習わしがあるそうです。
今回はその意味を知らずに通り過ぎてしまいました。出雲大社は、参拝作法や境内の見どころを事前に少し調べておくと、現地での楽しみ方がかなり変わりそうです。
出雲大社から関西へ|帰りは約5時間
帰路|蒜山SAで休憩して20時ごろ帰宅

帰りは山陰道から米子道、中国道を通って関西方面へ戻りました。
途中では、大山の姿も見えました。
休憩に立ち寄ったのは蒜山サービスエリア。
私が立ち寄ったときはかなり混雑していましたが、その分、屋外の売店も多く、にぎわいのあるサービスエリアでした。
ここで蒜山そばを食べ、メロンパンを買い、ソフトクリームも。
出雲大社を出てから自宅までは、休憩を含めて約5時間。帰宅したのは20時ごろでした。
関西から奥出雲と出雲大社を日帰りで回ることはできますが、朝から長距離を走ったあとの帰路も長くなります。
今回のように途中でサービスエリアに立ち寄り、食事と休憩をしっかり取るくらいの余裕は見ておいたほうがよさそうです。
まとめ|奥出雲と出雲大社の日帰りはできる。でも楽ではない
関西から奥出雲を巡り、出雲大社まで日帰りすることは可能でした。
ただし、今回は15時ごろに出雲大社を出発し、蒜山SAで休憩して帰宅したのは20時ごろです。
東城ICから奥出雲への一般道は想像していたより走りやすかった一方、出雲大社周辺では渋滞や駐車場待ちがありました。
日帰りはできる。でも、楽な日帰りではない。
時間に余裕を持ち、途中でしっかり休憩しながら巡るのがおすすめです。
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- 東城ICから奥出雲への一般道は、想像より走りやすかった
- おろちループは、地上から全体像が見えにくい
- 奥出雲葡萄園は、見学型というよりカフェとショップ中心
- 私が訪れたときは、出雲大社の約1km手前から渋滞し、駐車場も混雑していた
- 出雲大社は「二礼四拍手一礼」。神楽殿や素鵞社も事前確認がおすすめ
- 関西から日帰りは可能だが、帰路まで含めるとかなり長い

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