- はじめに
- 白州蒸溜所は無料でも見学できる?まず知っておきたいこと
- 白州蒸溜所へのアクセス|小淵沢駅から無料シャトルバスも
- ビジターセンターで受付して、白州の森へ
- 白州で楽しみにしていた、森を歩く
- ウイスキー博物館で、ひとつ失敗
- セントラルハウスへ。目的のひとつは「白州のグラス」
- 蒸溜所限定ウイスキーも購入できた
- お酒を飲まない人にも。友人には「白州の森」のエコバッグ
- テイスティングラウンジでは、あえてハイボールを選ばなかった
- 白州12年の構成原酒を飲み比べてみた
- 原酒に水を足したら、一気にまろやかになった
- ツアーなしの無料見学でも白州蒸溜所は楽しめた
- サントリー白州蒸溜所へ行く前に確認しておきたいこと
- 帰宅してから、もう一度白州を
はじめに
サントリー白州蒸溜所へ行ってきました。
本当は見学ツアーにも参加してみたかったのですが、旅行の日程が決まってから調べたときには、すでに募集が終了。
そこで今回予約したのが、「ウイスキー博物館・セントラルハウス入場(無料)」です。
製造工程の見学やスタッフによる案内はありません。
「無料入場だけでも楽しめるのかな?」
少し気になりながら訪れましたが、実際には白州の森を歩き、蒸溜所の雰囲気に触れ、テイスティングラウンジで構成原酒を飲み比べ、ショップでは欲しかったグラスやお土産も購入。
ツアーに参加できなくても、思っていた以上に楽しめました。
この記事では、2026年8月に実際に訪れた体験をもとに、白州蒸溜所の無料入場でできたこと、できなかったこと、試飲やお土産について紹介します。
白州蒸溜所は無料でも見学できる?まず知っておきたいこと
今回私が予約したのは、「ウイスキー博物館・セントラルハウス入場(無料)」です。
無料ですが、予約なしで自由に入場できるわけではありません。現在、白州蒸溜所は予約のない場合は入場できず、無料入場も事前予約が必要です。
ただし、ここは見学ツアーとの違いに注意。
無料入場では、蒸溜棟の中に入って製造工程を見ることはできません。公式サイトでも、蒸溜棟は見学ツアー参加者のみ入場できるエリアと案内されています。
私が訪れたときにできたのは、主にこんなことでした。
- 白州の森を歩く
- ウイスキー博物館の見学(私は勘違いして入り損ねました)
- セントラルハウスのギフトショップで買い物
- テイスティングラウンジで有料試飲
- Hakushu Terraceを利用する(私は利用せず)
「ウイスキーがどう造られているのか、製造現場までしっかり見たい」という人ならツアー。
森やウイスキーの雰囲気を楽しみながら、試飲や買い物もしてみたい人なら、無料入場でも楽しめるというのが実際に訪れた印象でした。
白州蒸溜所へのアクセス|小淵沢駅から無料シャトルバスも
サントリー白州蒸溜所は、山梨県北杜市白州町にあります。
電車で訪れる場合の最寄り駅はJR小淵沢駅。小淵沢駅から白州蒸溜所までは無料シャトルバスが運行されていて、所要時間は約20分です。小淵沢駅からタクシーを利用する場合は約15分です。
無料シャトルバスは先着順で、満席の場合は乗車できないことがあります。運行時間や運行内容が変更される場合もあるため、利用する場合は事前に公式サイトで最新の時刻表を確認しておくと安心です。
車で訪れる場合は、敷地内に駐車場があります。
所在地:山梨県北杜市白州町鳥原2913-1
11時30分の予約。でも1時間ほど早く着いた
私が予約していたのは、2026年8月3日の11時30分から。
ところが実際には、10時30分過ぎに到着してしまいました。
受付で確認してみると、この日は空いているとのことで、そのまま中へ入れてもらえることに。
これはあくまで私が訪れた日の対応です。早く到着すれば必ず入場できるということではないので、基本は予約時間に合わせて訪れるのが安心です。次回からお時間通りにお越しくださいと言われました。

ビジターセンターで受付して、白州の森へ
最初に向かったのはビジターセンター。
建物に入ると受付があり、ここで首から下げる札を受け取りました。
印象に残ったのが、運転する人と試飲する人で紐の色が違っていたこと。
車で来ても、ドライバーは当然ウイスキーを飲めません。
私は試飲する側です。
受付を済ませたら、エレベーターで上へ。
そして外へ出ると、そこから雰囲気が変わります。

白州で楽しみにしていた、森を歩く
白州へ行きたかった理由は、ウイスキーだけではありません。
蒸溜所を囲む森も、一度歩いてみたかったのです。
建物から建物へ移動する途中にも木々が広がり、「森の蒸溜所」と呼ばれる場所に来たことを感じます。
工場見学というより、森の中を歩いた先にウイスキーの施設が現れる。
灘の酒蔵を歩いたときとは、まったく違う空気でした。

ウイスキー博物館で、ひとつ失敗
森の中を歩いていくと、ウイスキー博物館が見えてきました。
建物の前には、見学ツアーに参加する人たちが集まっています。
ここで私は、ひとつ勘違いをしていました。
見学ツアーに参加しない私は、ウイスキー博物館にも入れないと思っていたのです。
そのため、外から写真を撮っただけで、そのまま通り過ぎてしまいました。
でも、私が予約していたコース名は「ウイスキー博物館・セントラルハウス入場(無料)」
……入れたんですね。
帰ってから気づきました。
せっかく白州まで行ったのに、これはちょっと失敗。
無料入場で訪れる方は、私のように勘違いしてウイスキー博物館を通り過ぎないよう、ご注意ください。

Hakushu Terraceでランチするか迷う
途中、レストラン「Hakushu Terrace」にも立ち寄りました。
山梨県産の食材を使った料理などが楽しめるレストランで、公式サイトでは石窯ピザなども紹介されています。
せっかくだからランチを食べようか。
少し迷いました。
ただ、この日は待ち時間があり、まだそれほどお腹も空いていません。
結局、ちらっと中を見ただけで今回は見送ることにしました。
セントラルハウスへ。目的のひとつは「白州のグラス」
そして、楽しみにしていたセントラルハウスへ。
ここにはギフトショップとテイスティングラウンジがあります。公式サイトによると、ショップでは白州蒸溜所のオリジナルグッズやアパレル商品なども扱っています。
実は今回、森ともうひとつ楽しみにしていたものがありました。
白州のグラスです。
以前からこのグラスが欲しくて、白州蒸溜所へ行ったらぜひ買おうと思っていました。
実物を見つけて、無事購入。
旅から帰ったあと、さっそく白州のハイボールを入れて使ってみました。

蒸溜所限定ウイスキーも購入できた
ショップでは、白州蒸溜所限定のウイスキーも購入しました。
ただし、これは「行けば必ず買える」とは限りません。
私に届いた予約確認メールにも、ウイスキーの在庫は流動的で、来場日時や見学コースによって購入できない場合があると記載されていました。
そのためこの記事でも、
「2026年8月3日に私が訪れたときは購入できた」
という情報として紹介しておきます。
ウイスキーを目的に訪れる場合は、在庫が確約されているわけではないことを知っておいた方がよさそうです。
今回購入した蒸溜所限定ウイスキーには、ステンレス製のテイスティングカップが3個付いていました。
帰宅してタグを見てみると、新潟県燕市の佐藤金属興業「SALUS」のもの。
燕市といえば、金属加工のものづくりで知られる町です。白州のお土産から、思いがけず燕のものづくりにつながったのも、ちょっと面白い発見でした。

お酒を飲まない人にも。友人には「白州の森」のエコバッグ
ウイスキー以外で目に留まったのが、白州の森を描いたエコバッグです。
山と森が大きく描かれていて、よく見ると鳥や動物、人の姿も。

いかにも「ウイスキーのお土産」というデザインではなく、白州の自然そのものを持ち帰るような雰囲気があります。
今回は友人へのお土産に選びました。
お酒を飲まない人へのお土産を探すときにも、こういうものがあるのはうれしいところ。
こちらも私が訪れた2026年8月に販売されていた商品です。取り扱い商品は変わる可能性があるため、訪問時にショップで確認してください。
テイスティングラウンジでは、あえてハイボールを選ばなかった
買い物のあとは、セントラルハウスのテイスティングラウンジへ。
公式サイトでは、白州をはじめとするサントリーウイスキーを有料で試飲できる場所として案内されています。

まず、「RESERVED」と書かれたプレートで席を確保。
それから入口付近の自動販売機で飲みたいものを注文しました。
番号が呼ばれたら、カウンターへ受け取りに行きます。
白州まで来たのだから、ハイボールを飲むのもいい。
でも私は、
「ハイボールなら家でも飲める」
と思いました。
せっかく蒸溜所にいるなら、普段なかなか飲む機会のないものを試してみたい。
そこで選んだのが、「白州12年 構成原酒体感セット」でした。

白州12年の構成原酒を飲み比べてみた
目の前に並んだのは、タイプの異なる3種類の原酒。
同じ「白州」をつくるための原酒なのに、飲んでみると印象がかなり違いました。
私が感じたのは、
ホワイトオーク樽
白州の味を、もっと強くしたような印象。
スパニッシュオーク樽
これは強烈。3種類の中でもかなり強く感じました。
ピーテッド
こちらは分かりやすくスモーキー。
ウイスキーにものすごく詳しいわけではない私でも、「全部違う」ということは分かります。

そしてカウンターで受け取ったとき、
こうした異なる原酒をブレンドして「白州」がつくられる
と、カウンターの方が丁寧に教えてくれました。
完成した白州だけを飲んでいたときには意識していなかったことです。
それぞれかなり個性があるのに、それを合わせてひとつの味にする。
原酒を飲んでみたことで、いつもの一杯の見え方が少し変わりました。
原酒に水を足したら、一気にまろやかになった
もうひとつ面白かったのが「加水」です。
原酒はアルコール感も強いので、スタッフの方から、水を加えて飲んでみてもいいと教えてもらいました。
そこで実際に少し水を加えてみます。
すると、
一気にまろやか。
さっきまで強く感じていたものが、水を加えただけでずいぶん飲みやすく感じます。
ストレートで飲んで終わっていたら分からなかった変化でした。
「何を飲むか」だけではなく、「どう飲むか」でもこんなに変わる。
今回、白州蒸溜所で一番面白かった体験のひとつです。

ツアーなしの無料見学でも白州蒸溜所は楽しめた
今回参加したのは、製造工程を見学するツアーではありません。
そのため、蒸溜棟の中を見ることはできませんでした。
それでも、
森を歩き、ウイスキー博物館の外観を眺め、欲しかったグラスを買い、構成原酒を飲み比べる。
私には、これだけでも白州まで来た意味がありました。
特に印象に残ったのは、やはり構成原酒です。
「白州がおいしい」で終わるのではなく、その味になる前には個性の違う原酒があることを、実際に飲んで感じることができました。
一方で、仕込・発酵・蒸溜などウイスキーができる工程を詳しく見たいなら、無料入場ではなく見学ツアーを狙った方がいいと思います。
私も次は、ツアーに参加してみたいです。
サントリー白州蒸溜所へ行く前に確認しておきたいこと
白州蒸溜所は、無料入場の場合も事前予約が必要です。2026年10月開催分についても「ウイスキー博物館・セントラルハウス入場」は無料・先着順として案内されています。見学ツアーとは予約方法も異なるため、訪問する月の最新情報を確認してください。
また、JR小淵沢駅からは無料シャトルバスが運行されており、通常の所要時間は片道約20分です。運行状況は変更される場合があります。
営業時間や休業日、予約方法などは変更される可能性がありますので、訪問前には必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
工場見学予約についてはこちらから
帰宅してから、もう一度白州を
旅から帰ったあと、山梨で買ってきた野菜を並べて、白州のハイボールをつくりました。
蒸溜所では「家でも飲めるから」と選ばなかったハイボールです。
森を歩いたこと。
強烈だった原酒。
水を足したら驚くほどまろやかになったこと。
そんなことを思い出しながら飲む一杯も、旅の続きでした。


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