はじめに
今回の九州旅行では、阿蘇周辺の宿泊先を決めるまでかなり迷いました。
黒川温泉に泊まるか、湯布院まで足を延ばすか。いろいろ探した末に選んだのが、熊本県・瀬の本高原にある「瀬の本高原ホテル」です。
決め手になったのは、阿蘇の景色と星空さんぽでした。
せっかく阿蘇まで行くなら、観光している時間だけでなく、ホテルにいる間も阿蘇らしい景色を楽しみたい。
そこで今回は、阿蘇側の「新館2Fプレミアム和洋室」を予約しました。
実際に泊まってみると、客室から阿蘇の山々を眺め、露天風呂でも高原の景色を楽しみ、夜には楽しみにしていた星空さんぽへ。
夕食は飲み放題付きのバイキングで、熊本の料理と一緒にビールや焼酎も楽しみました。
この記事では、プレミアム和洋室からの景色、露天風呂、夕食とお酒、星空さんぽ、朝食まで、実際に一泊して分かった瀬の本高原ホテルの魅力と、予約前に知っておきたいことを紹介します。
瀬の本高原ホテルの基本情報|アクセス・宿泊料金
瀬の本高原ホテルは、熊本県阿蘇郡南小国町、標高約920mの瀬の本高原にあるホテルです。
阿蘇五岳を望む場所にあり、客室や温泉、館内からも阿蘇の景色を楽しめるのが特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 熊本県阿蘇郡南小国町大字満願寺5644 |
| チェックイン | 15:00~ |
| チェックアウト | ~10:00 |
| 車の場合 | やまなみハイウェイ(県道11号)の瀬の本交差点・瀬の本レストハウスから約200m |
| バスの場合 | 「瀬の本」バス停から徒歩約10分 |
| バス停からの送迎 | 事前予約で無料送迎あり |
チェックイン・チェックアウトについては宿泊約款で、客室の基本利用時間が15時から翌10時までとされています。ただし、宿泊プランによって異なる場合があります。
車で向かう場合は、赤い屋根の「瀬の本レストハウス」が目印です。バスを利用する場合は、瀬の本バス停からホテルまで事前予約で無料送迎も利用できます。
最新の交通情報は、瀬の本高原ホテル「交通アクセス」で確認できます。
私が泊まったプレミアム和洋室(阿蘇側)の宿泊料金
今回宿泊したのは、新館2階のプレミアム和洋室(阿蘇側)です。
私が宿泊した2025年7月31日は、朝夕食付きの飲み放題付きバイキングプランを利用しました。
予約時の料金は大人1名28,800円で、2名で57,600円。公式サイトからの予約で12%割引が適用され、入湯税300円を加えた支払総額は2名で50,988円でした。
1人あたりでは、入湯税込みで25,494円です。
夕食のバイキングに飲み放題も付いたプランだったので、食事と一緒にビールや焼酎などを楽しめたのも、この宿を選んでよかったところでした。
※料金やプラン内容は宿泊日、客室、人数、予約時期などによって変わります。上記は2025年7月に私が宿泊した際の料金です。
瀬の本高原ホテルに到着|風が爽やかな高原の宿

瀬の本高原ホテルに到着して、まず印象に残ったのが高原の空気でした。
私が訪れたのは7月末。夏の旅行でしたが、外に出ると風が吹いていて、爽やかに感じます。
周囲には緑が広がり、その向こうには阿蘇の山々。
黒川温泉にするか、湯布院まで足を延ばすか迷った末に、「阿蘇の景色を楽しみたい」と選んだホテルだったので、到着してこの景色を見たときは、ここにしてよかったと思いました。
チェックインを済ませ、今回予約した新館2階のプレミアム和洋室(阿蘇側)へ向かいます。
阿蘇側のプレミアム和洋室|畳でくつろぎながら阿蘇の山並みを眺める
今回宿泊したのは、新館2階のプレミアム和洋室(阿蘇側)です。
部屋に入ってまずよかったのが、ベッドで眠るスペースと、畳の上でくつろぐスペースが分かれていたこと。

畳にはテーブルと椅子があり、ベッドの上で過ごすのとは違って、靴を脱いでゆっくりくつろげます。
そして何より感動したのが、窓の外に見える阿蘇の山並みでした。
今回、瀬の本高原ホテルを選んだ大きな理由のひとつが「阿蘇の景色を楽しみたい」ということだったので、部屋に入って実際にこの景色を見たときは、阿蘇側の部屋にしてよかったと思いました。

窓辺にはハンギングチェアもあり、そこに座って景色を眺めることもできます。

洗面スペースも使いやすく、お風呂も新しい設備で、客室全体に古さを感じることはありませんでした。
ただ、この部屋で一番印象に残ったのは、やはり設備よりも窓の外の景色。
部屋で休んでいる時間まで、阿蘇に来たことを感じられる客室でした。
阿蘇の山々を望む露天風呂へ

瀬の本高原ホテルを予約したときから、楽しみにしていたのが露天風呂です。
写真で見ていたのは、湯船の向こうに阿蘇の山々が広がる景色。実際にどんな景色が見えるのか、泊まる前から楽しみにしていました。
露天風呂へは、ホテルの建物を出て庭の中を数分歩いて向かいます。
高原の景色を眺めながら歩いていくので、温泉へ向かう時間も気持ちのいいものでした。
内湯を通って外へ出てから、露天風呂まではもう少し歩きます。
そしてたどり着いた露天風呂からは、緑の高原と、その向こうに阿蘇の山々。
遮るものが少なく、想像していた以上に開放感がありました。
露天エリアには、プールの寝湯のように体を伸ばして入れるお風呂もあり、景色を眺めながらのんびり過ごせます。
私は1日目2回、2日目朝に1回、露天風呂へ行きました。
1回目はまだ明るい時間。青い空と高原の緑、その向こうに阿蘇の山々を眺めながら、ゆっくり温泉を楽しみました。
そして、星空さんぽから戻ったあと、夜にもう一度露天風呂へ。
昼間とはまったく違い、今度は夜空を見上げながら温泉に入ります。
隣の寝湯にいた人は、露天風呂から流れ星をいくつも見たそうです。
私も空を眺めていましたが、ここでは残念ながら見つけられませんでした。
それでも、昼は阿蘇の山々、夜は星空。同じ露天風呂を時間を変えて楽しめたのが印象に残っています。
夕食バイキング|飲み放題で熊本のお酒も楽しむ

夕食は、ホテル内のレストランでバイキングをいただきました。
宿泊したプランは「熊本の旬を堪能★飲み放題付きバイキング」
予約するときは「ホテルのバイキングってどうかな」と少し気になっていましたが、実際に食べてみると、ここはかなり満足度が高かったです。
私たちは、高原の空気を感じながら夕食をテラス席でいただきました。
レストランの中で食べるのとはまた違って、外で過ごせるのも瀬の本高原ホテルで印象に残ったところでした。
料理は和洋さまざまで、肉料理や野菜を使った料理に加えて、熊本らしい料理も並んでいました。
少しずつ取って食べられるので、「これは何だろう」と気になったものを試せるのもバイキングの楽しさです。
そして、私にとってうれしかったのが飲み放題のお酒。
今回のプラン名にも入っていたのが「熊本県産プレミアムモルツ」。
熊本県にはサントリー九州熊本工場があり、阿蘇の天然水を使ったビールがつくられています。
せっかく熊本に来たので、まずはプレミアムモルツで乾杯。そのあとは、種類の豊富な焼酎も楽しみました。
食後にはソフトクリームも。
夕食を豪華なコース料理としてゆっくり味わう宿とは少し違いますが、好きな料理を好きな量だけ取り、お酒も気兼ねなく楽しむ。瀬の本高原ホテルの気取らない雰囲気には、このスタイルがよく合っているように感じました。
何より、阿蘇を一日歩いたあとに、食べたいものを選んで、お酒を飲みながらのんびりできたのがよかったです。
バイキングの料理は時期によって変わるため、最近のメニューが気になる方は、瀬の本高原ホテル公式Instagramも参考になります。

夜は「星空さんぽ」へ|星座を学んでから高原の夜空を見る
瀬の本高原ホテルを選んだ理由のひとつが、夜に行われる「星空さんぽ」でした。
高原のホテルなら、街中では見られないような星空が見られるかもしれない。それを楽しみにしていました。
星空さんぽは、まずホテルのロビーに集合します。
いきなり外へ星を見に行くのではなく、最初に星空の映像を見ながら、その時期に見られる星座などについて説明を受けます。
普段なら夜空を見上げても「あれは何の星だろう」で終わってしまいますが、先に少し学んでから本物の星空を見に行くという流れです。
説明が終わると、ホテルで懐中電灯を借りて外へ出発。
駐車場を抜け、その先にある小高い丘まで歩いていきます。
ホテル周辺にはほかのホテルやお店がなく、夜になると周囲はかなり暗くなります。そのため、星空を観察するには恵まれた環境なのだそうです。
実際に空を見上げると、私には十分「満天の星」と思えるほどたくさんの星が見えました。
ところが説明を聞くと、夏の夜空なら本来はもっと多くの星が見えるとのこと。
「これでもまだ少ないの?」と思ったのを覚えています。
流れ星を見ることはできませんでしたが、ロビーで星座について教えてもらい、懐中電灯を持って暗い高原を歩き、みんなで夜空を見上げる。
星を見ることだけでなく、そこへ向かう時間まで含めて楽しめる星空さんぽでした。
なお現在もホテル公式では、星空さんぽは、毎夜20:30、2階ロビー集合、無料・予約不要、約45分(ガイダンス約15分+星空鑑賞約30分)と案内されています。天候不順時などは屋外観察が中止になる場合があります。
翌朝は早朝の露天風呂へ|朝食後は次の目的地へ

翌朝も、まず向かったのは露天風呂です。
早朝の瀬の本高原はすがすがしく、朝の空気の中で阿蘇の山々を眺めながら温泉に入りました。
前日は明るい時間と夜の2回、そして翌朝にもう一度。時間を変えて入ると、同じ露天風呂でも景色や空気の感じ方が変わります。
温泉のあとは朝食へ。
この日は早めに次の目的地へ向かう予定だったので、朝食会場には一番乗りでした。
朝食もバイキングで、夕食と同じくテラス席へ。
前日の夜とはまた違い、朝の高原の空気を感じながら食べる朝食は気持ちのいい時間でした。
朝からしっかり食べたあとは、早めにチェックアウト。
瀬の本高原ホテルでは、阿蘇の景色を眺める客室、露天風呂、星空さんぽ、そしてテラスでの食事まで、高原にいることを感じる時間が多かったのが印象に残っています。
朝食を終えたら、次の目的地へ向かいました。

実際に泊まって分かった、予約前に知っておきたいこと
阿蘇の景色を楽しむなら「阿蘇側」の客室を選びたい
今回泊まったのは、新館2階のプレミアム和洋室(阿蘇側)でした。
瀬の本高原ホテルを選んだ理由のひとつが阿蘇の景色だったので、窓の外に山並みが広がるこの部屋を選んでよかったと思っています。
客室で過ごす時間にも景色を楽しみたいなら、予約時に部屋の向きを確認しておくのがおすすめです。
露天風呂までは少し歩く
露天風呂はホテルの建物のすぐ横にあるのではなく、庭の中を数分歩いて向かいます。
さらに内湯を通って外へ出てから、露天風呂までも少し歩きます。
私はこの道のりも高原を歩く時間として楽しめましたが、夜や寒い季節に利用する場合は、露天風呂まで少し距離があることを知っておくと安心です。
星空さんぽは天候次第。でも参加してみる価値あり
星空さんぽは、その日の天候によって星の見え方が変わります。
私が参加した日は、流れ星こそ見られなかったものの、私には十分「満天の星」と思えるほどの星を見ることができました。
星空だけでなく、星座の説明を聞き、懐中電灯を持って高原を歩く時間まで含めて楽しめる体験でした。
瀬の本高原ホテルに泊まって
黒川温泉にするか、湯布院まで足を延ばすか。かなり迷って選んだ瀬の本高原ホテル。
実際に泊まってみると、客室から眺める阿蘇の山々、開放感のある露天風呂、高原の夜に参加した星空さんぽと、ここを選ぶ決め手になったものを一通り楽しむことができました。
なかでも印象に残ったのは、ホテルにいる間もずっと高原を感じられたことです。
夕食も朝食もテラスでいただき、翌朝はすがすがしい空気の中でもう一度露天風呂へ。
朝食を終えたら早めにチェックアウトして、次の目的地へ向かいました。
阿蘇を観光するための宿というだけでなく、宿で過ごす時間も阿蘇の旅の一部になった一泊でした。


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